痔ろうの痔ろう治療と「真の健康と幸福」
最近の医療では、患者さんを痔ろう治療する医師が、その患者さんが痔ろう治療のあとに充実した人生を送れるかどうかを考えながら痔ろう治療を行うクオリティー・オブ・ライフ(生活の質)や、
医師が痔ろう治療をする前に患者さんに、これから行う痔ろう治療がどのようなものなのか、そしてその痔ろう治療をすることによってどのように症状がよくなるのか、をよく説明し、患者さんがそれを納得してから痔ろう治療を行うインフォームド・コンセント(説明と同意)
が常識になってきています。
よく、「病気を治すのは、本人の自然治癒力で、医師と薬はその手伝いしかできない」といわれます。
痔ろうの痔ろう治療においても同じで、患者さんが自分の健康管理をきちんと行い、痔ろうになりにくい生活環境を整えること、すなわちセルフケアをすることが痔ろうを治すポイントになります。
その「セルフケア」については、後ほどくわしく説明します。
| 痔ろう Page Top ▲痔ろうの痔ろう治療は早期の受診がカギをにぎる
痔ろうの発症率は、日本人と外国人とでは、あまり変わりはありません。しかし、痔ろうにかかる率は同じでも、症状の程度は大きく違っています。
日本人の場合は、大体が我慢できないくらい症状がひどくなってから病院へかけこむ人が多いようです。
ある病院でのアンケート調査では、自分が痔ろうと自覚してから受診するまでの期間は、平均して7年間だったそうです。
受診が遅れる理由は、
・診察を受けるのが恥ずかしい
・痔ろうで死ぬこともないから医者に行くのがめんどう
・医者に行くとすぐに痔ろう手術をされてしまう
・痔ろうの痔ろう手術は死ぬほど痛そう
・痔ろうの痔ろう手術は何週間も入院しなくてはいけない
・痔ろうは痔ろう手術しても再発する
といった回答が多かったそうです。
お尻を見せる恥ずかしさもありますが、「痔ろう手術をされるんじゃないか」という不安感も大きいようです。
これに対して、外国人の患者さんは「痔ろうかな」と思ったらすぐに受診する傾向があり、そのために比較的、症状が軽い人が多いそうです。
痔ろうの種類にもよりますが、早期に痔ろう治療を始めれば、ほとんどの痔ろうは痔ろう手術しないで治すことができます。
先進各国での痔ろう核の痔ろう手術率をみると、ドイツで7%、イギリスで5%、アメリカで4%という調査結果があり、日本に比べ、痔ろう手術率は低いことがわかります。
できるだけ早く専門医に診てもらうこと、これが痔ろうを治すいちばんの早道といえるでしょう。
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